【国内不動産】融資が厳しい今日においてフリーランスが不動産の融資をつける方法

【国内不動産】融資が厳しい今日においてフリーランスが不動産の融資をつける方法

私はアメリカ不動産賃貸業を2015年から、国内不動産賃貸業を2018年から営んでいます。一般的には「不動産投資」と呼ばれるような行為ですが、私としてはきちんと売上を立てて利益を残すための手段として投資ではなく不動産賃貸業という一つの事業として捉えています。

事業(ビジネス)でやるからには「失敗」したということは避けなければなりません。ビジネスは結果が全てです。(もちろん小さな失敗から学んで改善していくという姿勢は大切です。)

現在持ち込んでいるRC物件の融資がつきそうな感触です。まだついていないのでなんとも言えないですが、融資が付きやすい状態になってきたことは確かです。
その証拠に、先日事業用融資を借りて欲しいと言われ、数百万円程度ですが必要のないお金でしたが借りました。

ただ、最初から融資がついたかというとそうではなくたくさんの金融機関に断られましたし、今回前向きに考えてくださっている銀行からも去年は一度断られたことがあります。

また、最近はスルガ銀行のかぼちゃの馬車事件により、不動産業界は全体的に融資がつきづらくなっています。

そんな中、私には前向きに考えてくださっているため、考えられるその理由を書いていきたいと思います。

多くの売上と金融資産を持とう!

当たり前ですが、金融機関はお金を返せる人間にお金を貸します。お金を返せるあてがない人には怖くて貸すことはありません。当然です。みなさんが赤の全く知らない他人にお金を貸すことがないように、金融機関はそれこそ数千万円や億を超える大金を普通の人には貸しません。

そこで、多くは医者や弁護士、会計士、上場企業のサラリーマンなど毎月安定して高級が入るような職業の人に対しては割と融資を行います。

では私のようにサラリーマンでもない自営業者(一般的に自営業者が一番融資が付きづらいと言われます)がなぜ1棟目の融資が受けられ、2棟目も前向きに考えられているかというと、毎年の売上と金融資産を増やしてきたからです。

売上については、毎年いただいている仕事の単価を上げることでアップさせました。

純金融資産については稼いだお金は全く浪費せずに貯め、3000万円近く自己資金が貯まりました。

このような状況のため、この人はきちんと売上を上げていき、しっかりお金を貯められるという判断をされたのだと思います。

所有物件は満室に近づけよう!

私は2棟の物件を持っています。買った時は空室が数室あったり、買った瞬間に夜逃げに合ったりしましたが、現時点では2棟とも満室です。
満室にするために管理会社となんども打ち合わせしたり、家電を揃えるなどお金も使ってきました。

現在の所有物件が満室であるということをアピールすれば、私が購入すれば満室にする意識があることを証明することができます。

人間性が一番大切!

私が一番感じるのは、どれだけ金融資産があっても、どれだけ満室にできる能力があっても人間的にしっかりした人でなければ、融資を受けることは難しいと思います。

・常に誠実な対応
・求められる資料は即揃え、できる限り早く提出する
・打ち合わせなどの時間には遅れずに行く

など、当たり前のことではありますが、この当たり前のことが当たり前にできない人が多いので、当たり前のことができるだけで評価が高くなります。

何件か物件を持ち込む

最初の1棟目の持ち込みは、まだ信頼関係も何もできていなかったので融資を断られました。断られるたびに何が必要なのかを聞いてそれを改善していきました。懲りずに何件か持ち込みましたが、結局融資を受けられるまでには行かず、徐々に改善して今の状態にすることができました。

めぼしい物件をぶつけ続けるというのも、良い方法の一つです

まとめ

融資が厳しい今、上記に記載したことを確実に実行すれば金融機関からの評価が上がっていきます。金融機関も貸したくない訳ではなく、むしろ逆で貸せる相手を日々探している状況です。その「貸せる相手」になるために、きちんと利息を払いながら返済できる人間になる必要があります。

もし今後不動産賃貸業をしたい方の参考になれば嬉しいです。