日本政府の無駄遣い、批判をするよりも自分でできることはないかを考える

日本政府の無駄遣い、批判をするよりも自分でできることはないかを考える

国の無駄遣いが多いと感じる

コロナ禍の現在、政府の無駄遣いがとても多いと感じます。

おそらく政府の方は無駄遣いしているという認識はなく、昔からの風潮で「昔からやっているから継続する」といった感覚なのだろうと思います。

いくつか具体例を上げてみたいと思います。

・持続化給付金の給付依頼を電通に依頼→結局電通が全ての業務をほぼ下請けに丸投げ→下請けは孫請けに丸投げ→丸投げする度にすごい金額の中抜きが行われた。
 →最初から安くやってくれる企業を自分たちで探して(入札制度などを使い)、そこに依頼したらとても安く済んだ

・都営地下鉄は都がやるべきでなく、民営化すれば税金が投入されずかつサービスが良くなる

・1人10万円給付する際に、オンライン申請ができるにも関わらずそのオンライン申請がとても使いづらく結局マンパワーが必要であった
 かつ、間違いが多く給付スピードがとても遅かった

・大金をかけて整備したマイナンバーカードは全く普及していない

・公務員の数が多すぎる

無駄遣いが多い原因

色々あると思いますが、政治家があまりコストのことを考えるタイプの人間の集まりだからだと思います。

会社経営経験者であれば、少しの無駄遣いも嫌います。それは自分たちの(が投資した)お金だからです。

政治家が使っているお金は自分たちのお金ではなく国民から徴収した税金です。

いくら無駄に使ったとしても全く痛くありません。

無駄遣いが減ると何が良いの?

今、コロナの影響で国民1人1人はとても大変な状況に追い込まれています。

特に飲食業などは名指しで自粛要請をされ、売り上げが激減、飲食業界でない自営業者も売り上げがかなり減っています。

私も今期はかなりIT事業の売り上げが下がることが決定しています。

給付金は困っている人に配るべきですが、無駄遣いがとても多いので国債を刷って国が借金をしながら国民に給付するしかありません。

仮に少しでも良いので無駄遣いがなくなれば、その分困っている人に回るお金が増えます。

私は企業にお金を配るのも大切ですが、国民一人一人に1度だけ10万円を支払うのではなく、毎月定期的に数万円(節約すれば働かなくても食べていけるギリギリの金額)を給付する方が良いと思っています。

そうすれば生活に困って自殺する人も減りますし、生活のために働かなくて良くなり自分たちの好きなことを景気に左右されずに楽しく生きられます。

月数万円では何もできない、もっと稼ぎたいという人はサラリーマンとして働いても良いですし、自分で事業を立ち上げるのも良いと思います。

個人は「働かなければ食べていけないから嫌な仕事を我慢してやる」

法人は「給料を支払わなければならないから無駄な仕事を作って社員にやらせる」

という意味のない無駄も省けると思います。

毎月定期的に数万円配る制度のことをベーシックインカムと言います。

スウェーデンでは2017年から2018年にかけてベーシックの社会実験が行われましたが、それはあまり良い結果にはならなかったですが、世の中は徐々にベーシックインカムの考え方が浸透してきていると思います。

自分にできることを考える

政府を批判しても始まりませんし何も変わりません。

大切なことは「自分で何が起こっているかを考える(上述の記事)」「自分は何ができるかを考える」「具体的に実行していく」です。

私は具体的に以下を実行していきます。(自営業者だから自分で決められるというメリットもあります)

・仕事をできる限りオンラインに切り替える(
 →自動車や電車で移動する時間やお金を節約できる

・Google for Educationを使用して各企業や小中学校に対してオンライン授業を浸透させていく
 →このような仕事の依頼が来ているので書いていますが、これをやることで教員の無駄な稼働を抑えることができる

・ペーパーレスの実施
 →今も極力紙媒体は電子化するようにしていますが、名刺やレシートなどはまだ紙として保存しているためこれらを全部電子化できるようにします

・紙幣、貨幣を使わない
 →これもほぼ実現できていますが、まだ現金を使わないと決済できない店があるのでなかなか廃止はできません。極力現金のみの店は使わないようにしていきます。

自分の力で少しずつ世の中が変わっていくのであれば頑張ろうという気になれるので、できることはたくさんやって社会に少しでも貢献しつつ信頼を高めていこうと思います。