実は1年間苦戦していたアメリカ不動産に復調の兆しが!

実は1年間苦戦していたアメリカ不動産に復調の兆しが!

2015年に購入して今年で所有9年目となるアメリカ不動産。

購入から約8年間は、常に満室!家賃も上がるわ、物件価格も上がるわで無双状態でした。

しかし、この1年間は実はとてもとても苦戦していました。

この物件はDuplexハウスと言う2室のアパート(厳密的に言うと戸建ての真ん中に壁があり2ファミリーが住める家)です。

1室目の状況

1室目の入居者なのですが、なんとコロナ破産になってしまい、2023年の3月から未入金状態が続きました。

アメリカの不動産で入居者が破産!3月の家賃が0ドルに!!

不動産賃貸業は一般的に貸主よりも借主の方が強く、破産して家賃が支払えない入居者を強制的に追い出すことができません。

管理会社が裁判官とやりとりをして、やっと1年以上たった今、強制的に退去させることができました。

1年以上、家賃が入ってこなかったこと、次の入居を決めるために約$7000くらいの原状回復費用がかかったため、所有9年目で初めて洗礼を浴びました。。

やっと今年3/27に次の入居者が決まったという連絡があり、とりあえず一安心です。

家賃も$1125→$1295に上がった(購入当初は$825だった)ため、ここからかかった費用を回収していきます。

2室目の状況

Duplexの良いところは1室が空室になってももう1室が家賃を運んでくれることで2室とも空室になる可能性が低いところです。

しかし1室がコロナ破産で家賃0の状態でしたが、何とこの2室目も去年7月に退去が発生、家賃が0になりました。

幸いすぐに次の入居者を$1275で決めてくれたのですが、何とこの入居者が1、2ヶ月住んだところで家賃を支払わずに住み続けるという事態が発生!

1室目:コロナ破産で家賃0、入居者は住み続ける
2室目:家賃滞納で家賃0、入居者は住み続ける

と言うことで、2室とも無料で私の物件に居座り続けられました。

この2室目も裁判を起こし、やっと先日自主退去させることができました。

現在は1室目と同じく$1295で募集をかけています。

こちらもすぐに埋まると思いますが、この1年間の損失をしっかりと取り戻そうと思います。

まとめ

不動産賃貸業はしっかりと勉強していたとしても、このようなことが起こります。
これはもう運なので仕方がないのですが、
・滞納されても大丈夫なように家賃保証会社を検討する
などの対策が必要だと改めて思いました。

また、この物件は借入をせずに現金購入したため家賃0の時に金融機関への返済をしなくてもよかったのが救いでした。借入をした状態で、この状態になった場合は、返済だけをする必要があり赤字が膨らみます。

リスクはコントロールできるので、しっかりと対策を考えて経営していこうと思います。