学生依存物件を満室にする方法
- 2019.03.27
- 国内不動産
先日購入した学生依存物件が4月からの入居で
満室になったと管理会社から連絡がありました。
このRCマンションですが、100%学生が入る
学生依存物件でして、今年は学部の場所移動等も
あり、15部屋中なんと8室も3月末で退去するという
満室にするためにはハードルが高い物件でした。
不動産賃貸業は空室は機会損失でしかないため、
多少お金をかけてでもきちんと満室にするという
目標を立て、以下を実施しました。
・管理会社と打ち合わせ、満室にするための条件をヒアリングをした
・大学内にある生活協同組合(生協)に物件紹介のお願いをしに行った
・家電5点セットを導入
(洗濯機、冷蔵庫、IH、証明、32型TV)
・TVドアホンの新規設置(今までドアホンすらなかった)
これに加えて元からの条件であった以下も継続しました。
・インターネット無料
・敷金礼金無し
1部屋に付き家賃3ヶ月分程度の10万円ほどかかる出費ですが、
築古物件において、周りの物件に勝つためにはどうしても競争力
を高め、入居者に対してメリットを提供する必要がありました。
しかし、これをやっても3月はなかなか入居が決まりませんでした。
(3月11日の掻き入れどきの日曜日終了時点で2部屋の申し込みのみ)
しかしここで管理会社の方が危機感を持って電話をくれました。
・インターネットに掲載してある私の部屋の閲覧が他物件と比べて極端に少ない
・案内をする4物件の中には候補として入るがなかなか入居に繋がらない
・家賃が安い物件は満室になっているし安い物件から決まっていく
とのことでした。
家賃を下げる行為は最終手段だと思っていましたが、上記の状況であれば
仕方がないということで家賃を下げることを了承。
すると、私の物件のエリアは見えない3万円の壁があったようで、
家賃、共益費込みで3万円以内にするとその日になんと4件も申込みが
入りました。
満室コンサルタントなる人は
・物件はある沸点を越えると面白いように入居が決まる
と言っていましたが、このことだと思いました。
今回8部屋埋める行為はとても勉強になったし、経験・実績にも
なりました。
毎年この戦いがあるのでしんどいですが、大家のレベルを上げる
挑戦の場として活用していこうと思います。
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